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わざの範囲

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わざの範囲とは、わざが当たる対象を示す用語。

概要

技にはそれぞれ当たる相手、選べる相手が決まっており、これを技の範囲と呼ぶ。本記事では、その範囲が具体的にどの位置にいる対象を指すのかを説明する。なお、範囲の名称はゲーム内で明示されているものではないため表記ゆれが存在し、また世代によって呼び方が変化してきたものもある[1]

技の範囲のバリエーションはバトルルールによって異なる。シングルバトルでは実質、「自分/自分の場」「相手/相手の場」「全体/全体の場」の3種類しかないが、ダブルバトルでは場にいるポケモンが増えるため範囲の種類が増える。そのため、対戦時にはどの技を使われるか以外にも「誰に対して技を使うか」が重要となり、読み合いの要となる。トリプルバトルでは更に種類が増え、多くの技の範囲が隣接した位置にいる対象にしか当たらないという性質を持つため、そのポケモンが場の中央にいるか端にいるかで攻撃範囲が大きく異なる。

わざの範囲一覧

自分

自分に使う。相手・味方関係なく他のポケモンには使えない。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央
×
× ×
×
× × ×
× ×
× × ×
× ×

味方全員

自分を含んだ味方全体に使う。トリプルバトルで自分が端にいた場合でも効果が届く。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央
×
× ×
× × ×
× × ×

てもち含む味方全体

同じ味方全体であるが、場に出ていない手持ちのポケモンに対しても効果がある。

自分以外の味方全体

自分を含まない味方全体に使う。

味方1体

「☆」の位置にいる自分以外の味方に使う。シングルバトルでは誰も対象ではないため必ず失敗する。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央
×
× ×
× × ×
×
× × ×

1体選択

1体を自由に選んで使う。選べる範囲は味方も含まれるが、隣接していないと選べない。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央
×
×

1体選択 (遠隔)

自分以外の相手を自由に選んで攻撃するという点では「1体選択」と同じだが、こちらは隣接していない対象も選べる。トリプルバトルでのみ機能する範囲。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央

相手全員

「○」の位置にいる相手全体に当たるが、隣接していない対象には当たらない。対象は必ず全員に当たり、どちらか一方だけに当てるということは出来ない。味方には当たらない。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央
×
×
× ×
× ×

相手1体

「☆」の位置にいる相手から1体を選んで使う。味方には使えない。さきどりダイマックスわざが該当する。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央
×
×
× ×
× ×

相手ランダム1体

技を使うごとに、「※」の位置にいる対象の中からランダムに選ばれる。技選択時には自分を選択する。シングルでは相手が1匹しかいないため常にその相手に当たる。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央
×
×
× ×
× ×

自分以外の全員

自分以外に当たり、隣接している味方も含む。隣接していない味方・相手には当たらない。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央
×
×

自分含む全員

自分を含む、場にいる全員に当たる。

シングル ダブル トリプル
自分が端 自分が中央

味方の場・相手の場・全体の場

対象の位置ではなく「場」に対して技を使用する。味方全体/相手全体/全体と比較して、ターンが経過しても効果が残り続けるという特徴を持つ。トリプルバトルで自分が端にいる場合に使っても、全体のポケモンに効果が及ぶ。

不定

技を使う時点で誰に当たるか決まっていないもの。以下が該当する。

  • 攻撃してきた相手によって対象が変わる技。カウンターなど。
  • その技により他の技が出て、その出た技の範囲によって範囲が決まる技。ゆびをふるなど。

該当する技:Category:対象が不定なわざ

特殊

その他、その技のみが持つ特殊な範囲である技。

該当する技:Category:対象が特殊なわざ

脚注

  1. 例えば現在使われている「相手」という用語は昔の世代では「敵」と表現することが多かった(たいあたりの説明文など)。これは第二世代まではシングルバトルしかなく、自分以外には相手側のポケモンしかいなかったことが理由に挙げられる。

関連項目