マリィ
マリィはポケットモンスター ソード・シールドに登場する人物。
ゲームにおけるマリィ
主人公のライバルのひとり。エール団に応援されている少女。パートナーポケモンはモルペコ。
前髪を刈り上げた黒のツインテールで眼は緑色。黒のデザインライダースジャケット、ピンクのノースリーブワンピース、ブラック×ピンクのデザインレザーブーツというファッション。標準語で話すが方言が混じることがあり、日本語では博多弁、英語版ではウェールズの方言を話す。ガラルスタートーナメントではソッドから「あくの刈り上げお嬢さん」と呼ばれている。番号は960(苦労、または黒の語呂合わせか)。
可憐な容姿と冷静なバトル運びからファンも多く、特にエール団はフーリガンとして他のジムチャレンジ挑戦者を妨害している。だが本人はいたって善良なトレーナーであり、エール団の行いに関しても謝罪している。
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
その正体は、スパイクタウンのジムリーダー・ネズの実の妹で、エール団の正体もスパイクジムのジムトレーナーである。スパイクジムのジムトレーナー達はさびれゆく故郷・スパイクタウンの町興しのためにエール団としてマリィをチャンピオンにすべく一連の行為を行っていた。
そして遂にエール団はマリィ以外がスパイクタウンに入れないように街の入り口のシャッターを閉めてしまうのだが、マリィ自身が正々堂々とした人物だったため、その行為は事実上意味を成さず、時を同じくしてその思惑がばれてしまう。正々堂々と戦ってチャンピオンになりたいマリィはエール団のやり方を否定し、エール団のやってきたことへのお詫びとして、先に主人公へネズへの挑戦権を譲る。主人公との戦いを終えたネズから後継のジムリーダーになるように頼まれるがこれを固辞し、改めてチャンピオンを目指す決意を宣言。
なお、この一件が起きるまで、マリィはエール団のメンバーが自分のために妨害活動を行っていたことを全く知らなかった。
セミファイナルトーナメントでは最初の相手として主人公と対戦。その後、ファイナルトーナメントを前にローズの元へ行ったきり戻らないダンデを探すために主人公に手を貸したエール団に同行した。
シナリオ終了後、ネズからジムリーダーの座を託される。なお、これに伴い着用するユニフォームがスパイクジムのユニフォームに変わり、へそ出しチューブトップとスパッツという露出度の高いものとなった。
なお、兄ネズが「パワースポットが無いスパイクタウンのジムを盛り立てるため」という理由でシュートシティなどパワースポットがある場所でもダイマックスを使わないスタイルを貫いているのに対し、マリィは特にこだわりもなく、パワースポットのある場所であればダイマックスを使う。
馴れ合いを好まない人物であるため他のライバルキャラクターとの絡みは少なく、比較的絡みの多いホップとさえ直接的な描写は少ない。また、愛想を振り向かず滅多に笑わないことには自覚もあり、殿堂入り後にホテルスボミーインの一室でそれを気にしているシーンが見られる。
ネズ曰く、自身以上に才能があるとのこと。
手持ちポケモン
個体値はすべて15となっている。
- ↑ 初回のみ切り札はオーロンゲ。2回目以降は切り札は固定されない。
対策
ドクロッグ以外はあくタイプで固められているため、かくとうタイプやフェアリータイプが有効。殿堂入り後のバトルではモルペコがオーラぐるまで素早さを上げてくる。オーラぐるまはターンごとにタイプが変化するので、じめんタイプを出すと戦いやすくなる。スタジアム戦ではオーロンゲがキョダイマックスし、キョダイスイマを食らうと確率で眠気を催してしまう。2ターン以内で倒せるようにしておきたい。
アニメにおけるマリィ
本編
マリィ | |
---|---|
英語名 | Marnie |
出身地等 | スパイクタウン |
年齢 | 不明 |
職業 | ポケモントレーナー |
声優 | 小倉唯 |
新無印編第99話で初登場。シュートスタジアムでサトシとポケモンワールドチャンピオンシップスのバトルを行い、敗れた。
所持ポケモン
薄明の翼
マリィ | |
---|---|
英語名 | Marnie |
出身地等 | スパイクタウン |
年齢 | 不明 |
職業 | ポケモントレーナー→ジムリーダー |
声優 | 石川由依 |
第4話で背景に登場。
所持ポケモン
マンガにおけるマリィ
ポケットモンスターSPECIALにおけるマリィ
第15章で登場。
ゲーム本編同様寡黙な性格で、賑やかな性格の盾・シルドミリアには尻込みしていた。
ポケモンマスターズにおけるマリィ
2021年2月26日からトレーナーとして登場している。モルペコ、オーロンゲ、メガシンカ可能なクチート、ドクロッグ、ガラルのすがたのファイヤーを使用する。
専用のアレンジBGM「戦闘!マリィ(ポケマスアレンジ)」が公開された。
詳細はマリィ (ポケモンマスターズ)を参照。
ポケモンカードゲームにおけるマリィ
マリィが描かれているトレーナーのカードとして以下のカードがある。
また、モルペコV-UNION (S8b)(キャラクタースーパーレア)には、マリィが描かれている。
モルペコV (SI)はマリィのプライドを使った番に追加効果を得られるワザを持っている。
引用
マリィ/引用を参照。
備考
- スパイクタウンでマリィとバトルする際、初回の背景はスパイクタウンジムのバトルコートになっていたが、2回目以降は屋内扱いの汎用背景になるという不具合があった。1.3.0でこの不具合が修正され、再戦時の背景がバトルコートになった。
- おしゃれカードを所持している場合、女性主人公のみブティックで彼女が着ているものと同じアイテムを購入することができる。
- 大村祐介がデザインを担当した[2]。
各言語版での名称と由来
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脚注
- ↑ 『spoon.2Di』vol.82、プレビジョン、2022年1月31日、5頁、ISBN 978-4-04-898456-0
- ↑ 大村祐介 (@yusuke_omura) - Twitter、2019年11月22日。