かそく

かそくは、ポケモンのとくせいの一種。

効果

場に出てから一度でも行動を選択したことがあれば、毎ターン終了時に自分のすばやさが1段階上がるようになる。

説明文

第三世代

ちょっとずつ すばやく なっていく

第四世代・第五世代・第六世代

ちょっとずつ すばやく なっていく。

ちょっとずつ 素早く なっていく。

ブラック2・ホワイト2（ライブキャスターのチェレン）

この とくせいの ポケモンは せんとうに でていると まいターン すばやさの のうりょくが あがるんだ

この特性の ポケモンは 戦闘に でていると 毎ターン すばやさの 能力が あがるんだ

第七世代・第八世代・第九世代

まいターン すばやさが あがる。

毎ターン 素早さが 上がる。

所有ポケモン：そのポケモンの別のとくせい

	特性1	特性2	隠れ特性
ヤンヤンマ	かそく	ふくがん	おみとおし
アチャモ	もうか	-	かそく
ワカシャモ	もうか	-	かそく
バシャーモ	もうか	-	かそく
メガバシャーモ	かそく	-	-
テッカニン	かそく	-	すりぬけ
キバニア	さめはだ	-	かそく
サメハダー	さめはだ	-	かそく
メガヤンマ	かそく	いろめがね	おみとおし
フシデ	どくのトゲ	むしのしらせ	かそく
ホイーガ	どくのトゲ	むしのしらせ	かそく
ペンドラー	どくのトゲ	むしのしらせ	かそく
ヒラヒナ	きけんよち	おみとおし	かそく
クエスパトラ	びんじょう	おみとおし	かそく

こんなときに使おう

かそくで上昇したすばやさをバトンタッチでエースポケモンに引き継ぐ「かそくバトン」と言われる戦法がある。まもるやみがわりでターンを稼げば安全に発動できるが、採用率の高さゆえに対人戦では相手に読まれやすい行動でもある。相手が優先度が高い技を使う場合は、こちらも優先度が高い技を使わなければすばやさランクの意味は無くなる。

特性の仕様

発動条件

• すでにすばやさのランク補正が最大まで上がっている場合、かそくは発動しない。
• 場に出てからまだ一度も行動を選択していないポケモンのかそくは発動しない。
  • 交代によりかそくのポケモンを繰り出したターンでは発動しない。
  • 使うと交代する技、相手を交代させる技、にげごし/ききかいひ、だっしゅつボタン/レッドカード/だっしゅつパックの効果でかそくのポケモンが出てきたターンでは発動しない。
    • 第四世代でのみ、いやしのねがい/みかづきのまいでかそくのポケモンを出したターンでは発動しない。
  • その戦闘で行動したことがあるポケモンでも、一度交代やひんしで控えに戻ると、再び場に出た後で行動を選択しなければかそくが発動しなくなる。
  • かそくのポケモンが行動を選択したが技や道具の効果で交代し、代わりに出てきたポケモンもそのターンの内に交代させられたことで、かそくのポケモンがターン中に場に戻ってきたときでも発動しない。
• 第四世代以降では、ひんしになったポケモンの代わりにかそくのポケモンを繰り出したとき（死に出ししたとき）も、最初の行動を終えた後にかそくが発動する。
  • ひんしになる技によりかそくのポケモンを繰りだした場合も同様。
• 他の特性を持つポケモンが技や特性の効果でかそくを得た場合、そのポケモンが場に出てから行動を選択したことがあるならかそくは発動する。
  • そのターン行動した後にかそくを得た場合であっても発動する。
  • 交代で場に出ると同時にかそくを得た場合、そのターンは発動しない。
• 最初の行動が状態異常/状態変化によりPPを消費することなく失敗したときでも発動するようになる。
• フリーフォールで空中に連れ去られている間でも基本的には発動する。
  • 場に出て最初の行動をしていないポケモンが、行動する前に相手にフリーフォールで連れ去られたことで行動順を飛ばされたときは発動しない。次のターン、ダメージを受けた後に行動したときは発動するが、相手より先に行動しようとして行動順が飛ばされたときは発動しない。
• トリプルバトルで、場に出て最初にMOVEを使用したときは発動しない。
  • 最初の行動でMOVEをした後、さらに他のポケモンがMOVEしたことで次のターンも端に移動したため、続けてMOVEを使用したときでも発動しない。
  • 一度でも行動をした後なら、MOVEを使用したターンでも発動する。
• にげるが失敗したターンでも、基本的には発動する。
  • 第四世代では、最初の行動でにげようとして失敗したときも発動する。
  • 第五世代以降では、最初の行動でにげようとして失敗したときは発動しない。行動を選択しないままにげるが失敗し続けている間も発動しない。一度でも行動をした後なら、にげるが失敗したときも発動するようになる。
• 最初の行動でバッグから道具を使用したときや、ボールを投げて捕獲に失敗したときでは発動する。
• テラレイドバトルでは、場に出てからおうえんしか使用していない間は発動しない。

発動タイミング

• 場に複数のかそくのポケモンがいる場合、補正の効果を考慮したすばやさ順にかそくが発動する。
• かそくの発動判定があるタイミングは、てんきなど場の状態/アイスボディ/あめうけざら/うるおいボディ/かんそうはだ/サンパワー/ねがいごと/ねをはる/アクアリングの効果が発動した後になる (ターン#5.ターン終了時の処理も参照)。
  • 第三世代では、だっぴ/たべのこし/きのみやしろいハーブの発動/やどりぎのタネ/状態異常のダメージ/上記以外の状態変化/みらいにこうげき状態の処理の前になる。
  • 第四世代では、だっぴの処理とはすばやさ順で、くろいヘドロ/たべのこし/状態異常のダメージ/上記以外の状態変化/くっつきバリ/みらいにこうげき状態の処理の前になる。
  • 第五世代以降では、みらいにこうげき状態/だっぴ/いやしのこころ/くろいヘドロ/たべのこし/状態異常のダメージ/さわぐ以外の状態変化の処理の後、さわぐ/ムラっけやしゅうかくなどの特性/くっつきバリ/どくどくだま/かえんだまの処理とはすばやさ順で、フォルムチェンジ特性の処理の前になる。
• テラレイドバトルでは、味方が合計で4回行動すると1ターンが経過したことになって特性の発動判定がある。
  • レイドボスの行動によりとくせいなしにされた場合でも、そのターンとくせいなしが解除された後に特性の発動判定がある。

備考

• 同じくターン終了時に能力を上げる特性としてムラっけがある。ムラっけは場に出てから行動をしてないときでも発動する。
• 場に出てからかそくが発動するようになる条件と、ねこだましが失敗するようになる条件は共通している。ねこだましが成功する間はかそくは発動しない、と言い換えることもできるが、特性かそくのポケモンでねこだましを覚えるポケモンはいない。

ポケモン不思議のダンジョンにおけるかそく

同じフロアで250ターン経つと移動速度が1段階上がる。フロアを移動すると元に戻る。

各言語版での名称

言語 名前 日本語 かそく ドイツ語 Temposchub 英語 Speed Boost スペイン語 Impulso フランス語 Turbo イタリア語 Acceleratore 韓国語 가속 (gasog) 中国語 簡体字 加速 (Jiāsù) 繁体字 加速 (Jiāsù) フィンランド語 Nopeus オランダ語 Turboboost ポーランド語 Przyśpieszenie ポルトガル語 ヨーロッパ Aceleração (DP編第187話) Velocidade Acrescida (DP編第114話) ブラジル Impulso de Velocidade (DP編第114話, 漫画) Impulso (DP編第187話) ルーマニア語 Super Boost トルコ語 Hız Arttırıcı ベトナム語 Tăng tốc